第2部 – シンプルなプログラム
難易度: ★★☆☆☆
シンプルなDartプログラムの構造をもっと詳しく見てみましょう。
プログラムは変数とサブルーチンを含みます。
“//” を使用してコメントを追加できます。
1)変数
変数はメモリに値を格納し、名前で使用できます。
変数のタイプを指定しなければ、DARTのコンパイラーが自動でタイプを選択します(このチュートリアルに自動タイピングを使います)。
タイプを指定しない場合は、変数を宣言する時にvarキーワードを書きます。
var myName = "山田花子";
var n = 1;
var p = 2;
2)サブルーチン
サブルーチンは、コンピュターに命令のグループです。サブルーチンが呼び出された時にこの命令のグループが実行されます。
とくに関数と言うサブルーチンタイプがあります。呼び出された時にこの命令のグループが実行されて、最終的には、プログラムの残りの部分で使用される値「戻り値」を返します。
サブルーチンを宣言時にパラメータは名前の後にリストされ、コンテンツは中括弧で囲まれ、キーワードreturnを使用して値を返します。
// サブルーチン hello() { print("Hello world"); } // 関数 add(a, b) { return a+b; }
1行(インライン)構成されるサブルーチンは、DARTでより簡潔に記述できます。
// サブルーチン hello() => print("Hello world"); // 関数 add(a, b) => a+b;
各ダーツプログラムには、main「メイン」と呼ばれるルーチンが含まれています。 ここから実行が始まります(エントリポイント)。
main(){
print("Hello world");
}
3)サンプル
このプログラムは、関数を宣言して使用する簡単な方法と、補間システムを使用して値を印刷で表示する方法を示しています。
// a変数の値をプリントします print("$a"); add(a, b) => a+b; // add(1,1)の戻り値をプリントします print("${add(1,1)}"); // 2をプリントします print(${1+1});
Dartpadで下記の「Run」ボタンを押して、プログラムを実行してください!
Dartpadの中にコードを変更できます。
コメットで乗算を完成させてください。
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